あとがき

 

 

 

 

ゲーム本編のほのぼのとした(後半は結構シリアスですが)雰囲気とは打って変わって、

序盤からえらく暗い展開となってしまった『地球に平和を、君には笑顔を』、いかがでしたでしょうか。

この話を書き出した理由は至極単純なもので、『記憶喪失になったネスを書きたかった』ってだけです。

……いや、本当にそれだけなんです。それだけなのにこんな長い話になるなんて、人の想像力って凄いですね(?)

そんな訳なのでネスが記憶喪失に偽名を使うなんてのも、ギリギリの所で思いついてしまい、偽名を決めるのにも四苦八苦。

まあ割と好評だった様なのでよかったんですが……あまり思いつきで設定を創るのはよくないですね。

設定といえば、ネスが槍で戦うというのがありましたが、これはちゃんと最初から設定してました。

原作の武器がバットですから無難に棒とかが良いかなとも思ったんですが、資料代わりの攻略本をパラパラ眺めていると『槍の男』ってキャラ

がいて、「ああ、これなら一応マザーの世界に槍があるって事だし、槍でいいか」って事で槍に決定した次第です。

メインが四人である事に加え、多くのサブキャラやオリジナルキャラも出してしまい、かなり難産な長編でしたが同時に楽しめた話でもあります。

この長編は完全なるパラレルワールド扱いとしてますので、今後この話の時間軸での小説を書くつもりはありません。

ですが、『ネス達四人が進むかもしれない未来の一つ』として、皆様の心に残って下されば嬉しいと切に思います。 <悠士>

 

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